保険会社コラム2:ロイヤルロンドングループ

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ロイヤルロンドンとは?

ロイヤルロンドングループとは、Royal London Mutual Insurance Society Limitedとその子会社で構成される組織のことで、1861年に設立された英国最大の相互保険会社です。870万件の生命保険・年金保険契約があり、英国とアイルランドで事業を行っています。英国のイングランドで法人登記しており、ロンドンに本社があります。グループの100%子会社で英国最大級の資産運用会社であるロイヤルロンドン・アセット・マネジメントRoyal London Asset Management(RLAM)の運用資産額(AUM)は1,470億ポンドにも上ります。2022年末の時点のグループ内の従業員数は約4,200人です。(2022年Annual Report(年次報告書)より)

ロイヤルロンドンは、生命保険、所得補償、重大疾病カバー、年金プランなど、さまざまな保険・投資商品を提供しています。また、子会社を通じて資産運用やファイナンシャルプランニングのサービスも提供しています。

ロイヤルロンドンは相互保険会社として、株主ではなく会員(契約者)によって所有される形式となっているため、その利益はボーナスの形で契約者に分配されるか、会社の財務強化のために使用されます。

【参考】ロイヤルロンドンの2022年度の年次報告書

 

もう一つのロイヤルロンドン?RL360°

一方で、「ロイヤルロンドン」という呼ばれ方で、RL360°という別の会社(https://www.rl360.com/)があります。

こちらは、かつて上記のロイヤルロンドングループ傘下にありましたが、現在はInternational Financial Group Limited (IFGL)の傘下となっております。RL360°社はオフショア金融の拠点であるマン島を拠点に、アジア、アフリカ、中東、中南米、英国でビジネスを展開しています。同じグループ内にFriends Provident International Limited (FPI)もあり、類似の投資・保険業務を行っています。

IFGL、FPIおよびマン島については、こちらの記事に記載していますのでご参照ください。

RL360°社については、別のコラムで会社概要をご案内します。